
FI-GL の集中残高繰越プログラム (トランザクション FAGLGVTR) によって、FI-AA で新会計年度がオープンされます。これにより、新会計年度で資産の転記を行うことができます。会計年度変更プログラムを実行すると、資産ごとに新規の当期値項目が開きます。会計年度変更プログラムは、今年度の最後の転記期間に開始することができます。
注記
翌年度に対する会計年度変更を処理できるのは、FI-AA で前年度の業務処理がクローズしている場合に限られます。
固定資産管理 (FI-AA) での年度末処理

下記に示すのは、FI-AA での年度末処理の準備です。
償却一覧と資産台帳がチェックされたら、減価償却が転記されます。
最終結果に満足できない場合は、償却シミュレーションを実行し、一括変更を行うか、または調整転記を行うことができます。
いずれかの償却価額を変更する場合は、償却記帳を再実行する必要があります。
年度末処理プログラムでは、減価償却が包括的に転記されるのか、または資産にエラーがないかや資産が不完全ではないかどうかがチェックされます。
プログラムによってエラーが見つからなかった場合は、償却領域ごとに最後の決算会計年度が更新されます。また、年度末処理プログラムにより、資産領域からすべての決算会計年度への転記が阻止されます。
注記
原則として、財務総勘定元帳で会計年度末処理を行う前に、すべての補助元帳 (固定資産管理 FI-AA を含む) で会計年度末処理を行う必要があります。これは主要な会計原則の 1 つであり、これが不適切に処理されると総勘定元帳残高に重大な不整合が生じる可能性があるため、会計年度末処理に進む前にユーザはこのことを常に認識しておく必要があります。
SAP Easy Access 画面で、会計管理→財務会計→固定資産管理→定期処理→年度末処理→実行/取消または実行 (会社コード間および元帳) を選択すると、年度末処理プログラムに進むことができます。
固定資産管理ジョブのスケジュールアプリを使用することもできます。ジョブテンプレート: 固定資産管理の年度末処理 (会社コード間および元帳) があります。