
注記
固定資産管理の観点からの設備投資プロジェクトの詳細については、SAP Learning Hub の e ラーニング S4F18e を参照してください。
完了資産への建設仮勘定の決済

建設仮勘定の以下のフェーズは FI-AA に関連します。
- 建設中フェーズ
- 耐用年数フェーズ
これらの 2 つのフェーズ中、資産は 2 つの異なる貸借対照表科目に表示されます。そのため、資産は、建設中フェーズと完了資産フェーズで異なる対象または資産マスタレコードを使用して管理されます。
建設中フェーズから完了資産への振替を、建設仮勘定の資本化といいます。
FI-AA では、必要な機能に応じて、以下の方法で建設仮勘定を管理することができます。
集計決済用に通常の資産マスタレコードとして管理
明細管理付の資産マスタレコードとして管理
建設仮勘定 - 明細ベースの決済

建設仮勘定を資本化する場合は、価額を 1 つ以上の完了資産に明細ベースで振り替えます。今年度と前年度から取引が自動的に分離されます。その際には、異なる複数の取引タイプが使用されます。
大規模な設備投資案件には、設備予算管理 (IM) を使用することができます。この場合、内部活動を追加してシステムで内部活動をマップすることもできます。
建設仮勘定を 1 つ以上の完了資産に明細ベースで決済する手順は以下のとおりです。
カスタマイジングで、固定資産管理 → 取引→資本化: 建設仮勘定→定義/割当: 決済プロファイルを選択して、会社コードに決済プロファイル (SAP 標準プロファイル = AI) を割り当てます。
同じ価額で同じレシーバに決済するすべての明細を選択します。
これらの明細の配賦規則を定義します。
配賦規則を使用して、指定したレシーバに明細の決済を転記します。
この転記処理では、配賦規則が割り当てられているすべての明細が決済されます。
金額を使用して決済する場合は、明細を順番に選択して振り替えます。決済時には、一度にすべての明細を決済しなくてもかまいません。また、各明細を 100% 振り替えなくてもかまいません。