Max は、残高チェック機能でタスクを処理するために必要な追加権限があることに気付きました。システムアナリストおよびシステムセキュリティ担当者に追加のセキュリティを依頼できるように、何が必要かを理解したいと考えています。
SAP Fiori アプリケーションと、トランザクションの観点から存在するデータの両方に権限が必要です。
以下の SAP Fiori アプリケーションは、残高チェック機能に直接使用されます。
- 残高チェックルールおよびグループ管理 (F6386)
- 残高チェックジョブのスケジュール (F7470)
- 残高チェック結果表示 (F6387)
これらのアプリケーションとともに、以下の SAP Fiori アプリケーションは、ルールの登録または提供されたデータの詳細の表示にも関連します。
- グローバル階層管理 (F4965)
- ユーザ定義項目とロジック (F1481)
- 仕訳管理 (F0717A)
- 総勘定元帳の明細照会 (F2217)
SAP では 2 つのビジネスカタログを提供しています。これらのカタログには、デプロイメントオプションに基づく関連データへのユーザアクセスに必要な SAP Fiori 権限が含まれています。
SAP S/4HANA Cloud Public Edition の場合、これらは以下のとおりです。
- 総勘定元帳 - チェック設定 (SAP_FIN_BC_GL_VAL_CONF_PC)
- 総勘定元帳 - チェック結果 (SAP_FIN_BC_VAL_RESULT_PC)
SAP S/4HANA Cloud, private edition の場合、これらは以下のとおりです。
- 総勘定元帳 - チェック設定 (SAP_FIN_BC_GL_VAL_CONF)
- 総勘定元帳 - チェック結果 (SAP_FIN_BC_VAL_RESULT)
残高チェックで使用される属性制限は、会社コード、原価センタ、利益センタ、階層タイプ/ID です。
残高チェックの結果を照会するには、ユーザがデータにアクセスする権限を必要とする場合があります。つまり、特定の会社コード固有のデータなどの詳細を表示するには、ユーザに適切な権限が必要になることがあります。