最大では、仕訳帳に含まれているユーザ定義項目に基づいてチェックルールを登録する必要があることが通知されています。残高チェックプロセスにこれを含める方法を理解したいと考えています。このユーザ定義項目は、会社固有レベルに従ってデータを分離します。これは、各領域のデータのチェックにおいて重要です。
SAP S/4HANA の設定時に、IT ビジネスアナリストが会社固有の要件に合わせてユーザ定義項目を登録している場合があります。これらのフィールドをチェック結果詳細ページに表示することを選択できます。ただし、これを行う前に、特定の条件を満たす必要があります。
注記
ルールの作成時に問題が発生した場合は、この情報が役に立つことがわかり、会計テーブルを処理する IT ビジネスアナリストを関与させる必要がある場合があります。

前提条件として、この項目が残高チェックで使用されるように、デプロイメント時に以下のビジネスコンテキストのいずれかで登録されている必要があります。
- 会計管理: 市場セグメント (FINS_MARKET_SEGMENT)
- 会計管理: コーディングブロック (FINS_CODING_BLOCK)
- 会計管理: 仕訳明細 (FINS_JOURNAL_ENTRY_ITEM)
登録されたユーザ定義項目は、チェックルールの定義およびチェック結果ドリルダウンページでの表示に使用できるように、以下の Core Data Services (CDS) ビューに含める必要があります。
- 勘定残高チェック (FAC_GLACCOUNTLINIEITEM)
- 勘定残高チェック選択 (FINAC_SELECTION)
- G/L 勘定明細 (I_GLACCOUNTLINEITEM)
ユーザ定義項目を総勘定元帳の明細照会アプリに含める場合は、OData サービス FAC_GLV_GL_ACCOUNT_LINE_ITEMS_SRV で項目使用を有効化する必要があります。