伝票採番の管理

Objective

After completing this lesson, you will be able to 番号範囲の伝票タイプへのマッピング

伝票採番の概要

番号範囲

伝票番号範囲により、伝票採番で使用される番号の間隔が定義されます。これらの番号範囲が重複しないようにすることが重要です。

SAP S/4HANA では、以下の 2 つのタイプの番号割当が可能です。

  • 内部採番: このシステムでは、カスタマイズされた番号範囲によって生成された最後の伝票番号のレコードが現在番号項目に保持されます。その後、現在番号の後続番号が継続伝票番号として割り当てられます。

  • 外部番号割当: この採番方法では、ユーザが元の伝票番号をマニュアルで入力するか、または別のシステムから転送することができます。番号はシーケンスで割り当てられないため、SAP S/4HANA では現在の番号は保持されません。採番は英数字にできることに注意してください。

最後に、各伝票番号範囲をその有効期間の最後の年度に関連付ける必要があります。

SAP S/4HANA での伝票番号範囲の定義は、以下の 2 つのオプションに基づいて行うことができます。

  • 継続性: 新しい会計年度の開始時に、SAP S/4HANA は次の順序のために以前に中断した場所 (現在の番号) から採番を続行します。そのため、番号範囲の最初から再開されません。

  • 年次基準: このオプションでは、SAP S/4HANA は新規会計年度の開始時に範囲の最初の番号にリセットされます。このプロセスにより、その年度の取引に対応できるだけの十分な番号が常に範囲内に存在することが保証されます。

注記

1 つの伝票番号範囲を複数の伝票タイプに割り当てることができます。
0000000000 から 9999999999 までの数字が垂直に、2020 年から 2023 年が水平方向のグラフです。グラフィックは 3 に分割されています。8000000000 タイトルは 02 外部番号割当、4000000000 9999999999 から 8000000000 には 01 内部番号割当 (将来の会計年度)、000000000 から 4000000000 には 00 内部番号割当 (各会計年度) というラベルが付けられています。

伝票番号範囲の管理

伝票番号範囲の管理

Log in to track your progress & complete quizzes