部品表/配合表 (BOM) には、在庫/購買管理と指図管理を統合するための重要なマスタデータが含まれています。設計部門は、製造に適しているか、および意図した機能に適しているかに基づいて、新しい製品を設計します。この製品設計フェーズで、図面および必要な全部品の一覧 (BOM) が作成されます。

製品または半製品が複数の構成部分または品目から製造されるときは必ず、さまざまな形式の BOM があります。
業種によって、BOM は次のように呼ばれることもあります。
- レシピ
- 材料の一覧
BOM の統合
BOM に保存されるデータは、生産計画内のさまざまな領域の重要な基盤となります。
設計部門が BOM を登録します。コンピュータ支援設計 (CAD) プログラムおよび CAD インタフェースを使用して、SAP S/4HANA で BOM を登録できます。

BOM は、以下の領域で使用できます。
- 資材所要量計画 (MRP) は、BOM を展開して、特定時点での経済的発注量を判断します。
- 作業計画では、BOM に基づいて作業や指図管理を計画します。
- 製造指図管理では、BOM を使用して部品の提供を計画します。
- 入出庫予定、出庫、および受注を担当する部門は、データ入力を支援するために BOM を使用します。
- 原価積上では、BOM を使用して製品の品目用途原価を計算します。
BOM データは、会社の複数の領域で同時に使用できます。互いにリンクされた統合モジュールによってさまざまな作業領域間のデータフローが容易になり、ユーザはいつでも最新の値にアクセスできます。
前提条件
品目 BOM を使用する前に、いくつかの質問に回答する必要があります。その一部はカスタマイジング内で処理され、一部は品目 BOM を登録する際に応答します。

BOM 用途
BOM 用途は、品目コードとともに第一画面内で定義する必要があります。
ローレベルコード
品目 BOM を登録し、構成品目を割り当てると、これらの構成品目を既存の BOM のヘッダ品目にすることができます。組立品目区分が表示されます。これは、ローレベルコードに対応します。
ローレベルコードには、以下の重要な機能と用途があります。
- MRP において、品目の計画順序を決定するために使用されます。
- 原価のロールアップ方法を決定するための原価積上に使用されます。
- 品目が複数の製品に使用される場合があること、および 1 つの製品の複数の生産レベルで使用される場合があることが考慮されます。
- これらは、すべての製品構成において品目が生じる最下位の展開レベルです。
- 品目が使用される最下位の展開レベルで、品目の合計所要量が収集されます。
BOM ステータス
上記の BOM ステータスは、ヘッダおよび明細ステータスとして定義されます。
以下は、BOM ステータスの定義方法の例です。
- BOM A:
ステータスが 1 の BOM は、MRP で展開し、計画手配にリリースすることができます。
- BOM B:
ステータスが 2 の BOM は、MRP で展開できず、計画手配にリリースすることもできません。
カスタマイジングでシステムを設定する際に、明細ステータス項目を必須、任意、または禁止として定義することができます。
数量単位

注記
数量単位は、基本数量単位と出庫単位の間の換算係数を使用します。ただし、出庫単位の更新時に換算係数を入力する必要があります。