SAP BTP のアプリケーションとサービス、および SAP BTP コックピットでも、ユーザ情報は保存されません。代わりに、アイデンティティプロバイダ (IdP) への認証のリダイレクトが必要です。このコンセプトにより、アプリケーション機能および権限管理から認証機能を分離し、一元化することができます。SAP BTP では、IT ランドスケープから SAP ID Service またはカスタムアイデンティティプロバイダを使用することができます。
SAP ID サービスは、SAP BTP のデフォルトのアイデンティティプロバイダです。これは、すべてのカスタマと共有される、事前設定済の標準 SAP パブリック IdP (account.sap.com) です。これには、すべての SAP BTP サブアカウントへの事前設定されたトラスト接続があります。SAP ID Service は SAP によって完全に管理および提供され、この SAP ID Service の内部でのみ無料ユーザを登録することができます。SAP ID Service は、SAP 開発者およびパートナコミュニティを含む公式 SAP サイトにも使用されます。S ユーザ、P ユーザ、および D ユーザが管理される場所です。
多くの顧客の場合、ユーザはコーポレートアイデンティティプロバイダに保存される場合があります。SAP では、ハブとして SAP Cloud Identity Services – Identity Authentication Service (IAS) を使用することをお奨めします。
IAS を単一のカスタムアイデンティティプロバイダとして SAP BTP に接続できます。さらに、IAS を使用して、会社の IT ランドスケープに存在するコーポレートアイデンティティプロバイダと統合することができます。


