レッスンの概要
使用量明細は、統合請求における新しいオブジェクトです。このレッスンでは、使用量明細の内容と使用量明細のモニタ方法について説明します。
ビジネスの例
法人顧客 B2B Sales South には 2 つのプロバイダ契約があります。すべてのプロバイダ契約マスタデータは、統合請求内にあります。
プロバイダ契約の開始日は 01/01/2017 です。顧客 B2B Sales South は多くの電話をかけました。この通話は、統合請求において 0.19 ユーロ/分の単一料率でレーティングする必要があります。
使用量明細は、02/01/2017 から 04/01/2017 までの音声使用量を表します。
統合請求の使用量明細

使用量明細は、使用量明細クラスに保存されます。料金計算可能明細クラスと使用量明細のコンセプトは、互いに非常に類似しています。

レーティング済使用量明細と料金計算可能明細の違い
レーティング済使用量明細と料金計算可能明細の差異
| レーティング済使用量明細 (CIT) | 料金計算可能明細 (BIT)… |
|---|---|
| 使用量イベントの詳細 | ビジネスパートナおよび契約アカウント |
| レーティングのための使用量詳細 | 組織データ (販売組織、流通チャネルなど) |
| レーティング ID | 金額および通貨 = イベントの価格 |
| レーティングプロセス詳細 (元取引 ID) | 元取引 ID |
| 評価システムに応じたその他のフィールド: アクセスデータ (ユーザー ID、サービス ID) | 料金計算の詳細 |
| ビジネスパートナおよび契約アカウント | 会計情報 (メイン取引、サブ取引) |
| プロバイダ契約およびプロバイダ契約明細 | 税情報 |
| 料金計算手順の管理データ (サブ手順、BI タイプなど) |
ヒント
使用量明細と料金計算可能明細は、元取引 ID を使用することで相互にリンクすることができます。
どちらの明細も、未レーティングかレーティング済かなどのステータスに応じて異なるデータベースに保存されます。

使用量明細クラスには、料金計算可能明細クラスと同じデータストレージコンセプトがあります。
すでにレーティング済の使用量明細は個別のテーブルに保存されます。
候補となるステータスは以下のとおりです。
0 - ロー
1 - ロー除外済
2 - 未レーティング (レーティング待ち)
3 - 未レーティング除外 (再レーティング後)
4 - レーティング済 (レーティング後)
使用量明細は、レーティングを行う前に、完全かつ矛盾のない状態にしておく必要があります。
レーティング済明細の保存および処理は、処理ステータスに依存します。
金額および通貨は使用量明細の項目ではありません。
レーティングプロセス後、使用量明細は料金計算可能明細にリンクされます。
レーティング ID、元取引 ID、元取引コード、およびレーティング日付が一覧表示されます。

トレーニング環境では、クラス CVOI の使用量明細の登録が、使用量明細ワークベンチで実行されます。
セッションの最後にある演習問題を参照してください。

SAP メニューの使用量明細トランザクション。

以下の選択バリアントから選ぶことができます。
不完全および未レーティング明細
未レーティングロー明細および未レーティング明細が選択されます。
レーティング済明細
レーティング済明細が選択されます。
除外明細
未レーティングロー除外明細および未レーティング除外明細が選択されます。
全明細
処理ステータスに関係なく、システム内の明細が選択されます。
マニュアル選択
入力した選択基準 (処理ステータス) に従って明細が選択されます。
選択用の不足項目は、機能追加選択で追加できます。

使用量明細が未レーティングの場合、重要な日付はレーティング日付です。これはレーティングの目標日付であり、使用量明細のレーティングが可能になる最早日付を示します。入力された日付に達するまで、使用量明細のレーティングプロセスを実行することはできません。
レーティングの目標日付は、料金計算の基準日における日程計画に基づいて、システムによって決定されます。
このモニタから、以下の機能を開始することができます。
レーティングのシミュレート
レーティング
修正ワークベンチによる、使用量明細の変更
明細の除外および復元
除外履歴の表示
照会された明細の統計の表示