レッスンの概要
SAP Billing and Revenue Innovation Management コンサルタントとして、SAP Revenue Accounting and Reporting との統合に関して、既存の SAP Billing and Revenue Innovation Management の正確性を確認する必要があります。カスタマイジングの設定と、システムで利用可能な転送レコードをチェックして、システム設定をより深く理解します。
ビジネスシナリオ
SAP Billing and Revenue Innovation Management コンサルタントとして、SAP Revenue Accounting and Reporting との統合に関して、既存の SAP Billing and Revenue Innovation Management の正確性を確認する必要があります。カスタマイジングの設定と、システムで利用可能な転送レコードをチェックして、システム設定をより深く理解します。

統合請求と SAP Revenue Accounting and Reporting の統合には、以下の両方のモジュールでの設定が必要です。
- SAP Revenue Accounting and Reporting
- SAP Convergent Invoicing
エンドツーエンドのプロセスにおいて、SAP Billing and Revenue Innovation Management と SAP Revenue Accounting and Reporting の統合では、S/4HANA システムの統合請求がデータソースとしてのみ使用されます。統合請求によって、必要なすべてのデータが SAP Revenue Accounting and Reporting に送信されます。これにより、非 SAP CRM で顧客契約が入力されるシナリオで、IFRS 15/US-GAAP 準拠が保証されます。
オファーから入金までのプロセスの一環として、統合請求では SAP Revenue Accounting and Reporting の転送レコードが記録されます。統合請求では、これらの転送レコードに基づいて、SAP Revenue Accounting and Reporting の受信処理で収益会計明細が登録されます。
以下の収益会計明細タイプ (RAI) が区別されます。
- 指図明細
- 充足明細
- 請求書明細
設定ステップ - SAP Revenue Accounting and Reporting:
- 受信処理 (最適化されたバージョン。機能は SAP S/4HANA 2020 で利用できます)
- 収益会計受信処理の新規 (非従来) バージョンでは、RAI のジェネリック入力構造が 1 つだけ存在します。カスタマイジングでの RAI クラスの更新は必要ありません。
- FARR_INBOUND_CA_ORDER_API (指図明細用)
- FARR_INBOUND_CA_FULFILMENT_API (充足明細用)
- FARR_INBOUND_CA_INVOICE_API (請求書明細用)
- 必要に応じて、BRF+ フレームワークを利用し、センダコンポーネントから受信したソース明細のデータを使用して収益会計契約および履行義務の属性を決定する方法を制御することができます。次に、BRF+ アプリケーションをセンダコンポーネント CA に割り当てます。
- 受信処理 (従来のバージョン) - 収益会計明細クラスの更新
- CA01 (指図明細用)
- CA02 (充足明細用)
- CA03 (請求書明細用)
- SAP Convergent Invoicing が実行されているシステムと通信するための論理システムおよび RFC 宛先を定義します (トランザクション SM59)。
- 論理システムおよび RFC 宛先をセンダコンポーネント CA に割り当てます。SAP Revenue Accounting and Reporting のカスタマイジングで、独立販売価格の条件タイプを更新します。
- 契約管理の基本カスタマイジング (最適化済または従来のバージョン)
設定ステップ SAP Convergent Invoicing:
- ビジネス機能 "収益会計との統合" を有効化します。
- 契約未収金/未払金管理のカスタマイジングの基本機能→プロバイダ契約→入力: プロバイダ契約明細の変更理由で、プロバイダ契約の変更に関する変更理由を入力します。
- 以下の設定は、契約未収金/未払金管理のカスタマイジングの統合→収益会計で行う必要があります。
- 収益会計との統合を有効化します。
- 収益会計が実行されているシステムと通信するための RFC 宛先を定義します (トランザクション SM59)。
- "有効化: 収益会計のプロバイダ契約明細" アクティビティで、契約明細の収益会計関連区分の誘導を定義します。
- サービスタイプを更新します (サービスタイプは、収益勘定割当に関して請求されるサービスの分類です)。
- "割当: サービス ID -> サービスタイプ" アクティビティで、CRM サービス ID からプロバイダ契約またはワンタイム費用のサービスタイプを誘導するための設定を定義します。
- 収益会計明細 ID の番号範囲を定義します。
- 明細カテゴリ、品目勘定割当グループ、またはその両方の組合せを使用して、収益会計のサービスタイプを決定するための仕様を定義します。
カスタマイジングノードは、FICAIMG→統合→SAP Customer Relationship Management→ワンタイム費用の転送→定義: メイン取引およびサブ取引です。
統合請求と SAP Revenue Accounting and Reporting の統合をサポートするために、料金計算可能明細クラスの以下のインタフェースコンポーネントを使用することができます。
- 収益勘定割当のサービスタイプ
このコンポーネントにより、料金計算可能明細を転送するためのインタフェースでサービスタイプ項目が使用可能になります。また、転記範囲 8121 でサービスタイプを決定することもできます。
- 収益会計との統合
このコンポーネントにより、SAP Revenue Accounting and Reporting への必須データの転送に使用できる項目が、料金計算可能明細の転送インタフェースで利用可能になります。
- 収益会計との統合 (外部データ転送)
プロバイダ契約を参照せずに明細を処理する場合、このコンポーネントが使用されます。
- 外部プロバイダ契約参照


