無償出荷プロセスの理解

個別の受注タイプを使用して、無償明細を含む受注を登録することができます。これらの明細では異なる明細カテゴリが使用されます。この明細カテゴリでは、価格設定の実行時に、計算価格に 100% 割引が適用され、無償明細が生成されます。

無償受注では、受注理由も入力する必要があります。これにより、無償品の供給に関するビジネス上の正当性が (サンプルとして) 取得されます。

商品の利用可能在庫に基づいて発注が確認されます。その後、商品のピッキング、確認、得意先への出荷が行われます。このプロセスには 2 つのバリアントがあります。1 つのバリアントは請求を含みませんが、もう 1 つのバリアントでは、得意先が必要とする場合に請求伝票の登録がサポートされています。

図 "BDA - プロセス図" は、ソリューションプロセス BDA、無償出荷のプロセス図です。

プロセスの主なステップは以下のとおりです。

1. 受注登録ステップでは、得意先に無償品を提供する意図を確認し、プロセスを開始します。

2. 出荷登録ステップでは、商品の出荷を開始します。

3. ピッキング実行ステップでは、倉庫からの商品のピッキングと出荷準備が実行されます。

4. 出庫転記ステップでは、商品の出荷を確認します。

5. 請求伝票登録ステップ (使用されている場合) では、得意先に対して金額ゼロの請求書またはプロフォーマインボイスが登録されます。