SAP IBP では、複数の 'what-if' データセットを使用することができます。これは、データのバージョンの場合もあれば、同じバージョンのシナリオの場合もあります。シナリオが完了した後、シナリオデータが基本バージョンまたは有効バージョンに 'プロモート' される場合があります。また、結果のシミュレーションも可能です。この場合、データは保存されず、演算子の変更や実行のどの結果によってデータが変化するかが表示されます。その後、必要な場合はシミュレーションしたデータを保存することもできます。
バージョンおよびシナリオの登録および比較
Objective
シミュレーションとシナリオのコンセプト
バージョン計画とシミュレーション
バージョン計画、シミュレーション、シナリオ比較
| バージョン計画 | シミュレーション | シナリオ |
|---|---|---|
| マルチユーザ | シングルユーザ | マルチユーザ (共有) |
| 長期間 | 計画ビューが開いている間 | 長期間 |
| 管理者が設定で登録します。 | IBP Excel UI の計画担当者 | IBP Excel UI の計画担当者 |
| データセット全体 | データセット全体 | データセット全体 |
| バージョンが有効化されたキー数値 | すべてのキー数値、随時 | すべてのキー数値 |
| 分析ビューおよび計画ビュー | 計画ビューのみ | 分析ビューおよび計画ビュー |
| 比較 | 現在、比較なし | 比較 |
| バージョン固有のマスタデータ | マスタデータの変更なし | シナリオ固有ではなく、ベースラインのマスタデータのみを使用 |
バージョンは、一連のキー数値によって構成される計画です。基本バージョンは、標準システムで提供されています。モデルの管理者は、基本バージョンをコピーすることで追加バージョン (上昇および下降バージョンなど) を定義することができ、必要に応じて、バージョン固有のマスタデータを登録することができます。
バージョンは、設定で登録された別のセットのデータです。適切な権限があるユーザは、計画のバージョンを使用することができます。
SAP Integrated Business Planning のバージョン計画とシミュレーション機能を使用すると、以下を行うことができます。
拡張可能な方法によるビジネス全体の代替プランの定義*
ベースラインからバージョン、バーションからベースラインへの値のコピーが容易
複数ユーザの場合、リアルタイムの集約と詳細レベル
条件とバージョン変更の追跡*
すべての計画に対してシミュレーションモードを含む*
バージョンのリアルタイムでの比較*
* 製品の差異
製品概要: バージョン計画およびシミュレーション

SAP IBP メニューバーのバージョングループから SAP IBP Excel UI からユーティリティをトリガすることで、バージョン間でデータをコピーすることができます。バージョン関係のタスクを実行する際には注意が必要です。
バージョン計画モデル
SAP IBP, add-in for Microsoft Excel では、バージョングループで以下の機能を使用することができます。
- 管理:
あるバージョンから別のバージョンへキー数値をコピーできます。バージョンに固有のマスタデータが設定されている場合は、マスタデータをあるバージョンから別のバージョンにコピーすることもできます。
- 計画範囲に日次タイムバケットがある場合は、バージョンをコピーすることはできません。
以下のコピー機能を使用することができます。
コピー: 既存のデータを更新し、新しいデータを挿入します。
削除: 選択したすべてのデータをソースバージョンから削除します (ターゲットバージョンは不要です)。
- ステータス:
バージョン間でマスタデータとキー数値をコピーするときに登録されたバックグラウンドジョブのステータスをチェックできます。
- スケジュール:
バージョン管理の繰返ジョブを計画することができます。