購買管理のマスタデータ
供給元および条件
供給元決定
購買最適化
伝票承認手続
特殊調達プロセス
選択された追加カスタマイジングトピック
仕入先評価
追加情報 - コース内容なし

供給元一覧を使用した供給元決定の制御

Objective

After completing this lesson, you will be able to 供給元一覧の理解と管理

供給元決定

供給元決定の概要

供給元決定では、供給元が購買依頼明細に割り当てようとされます。たとえば、購買依頼を入力して、自動供給元割当区分を選択すると、使用可能な供給元が検索されます。1 つの品目に対して複数の有効な供給元が特定され、そのうちどの供給元も優先供給元として明確に決定できない場合は、使用可能な供給元の一覧が表示されます。その後、価格シミュレーションを使用するか、仕入先評価データを参照して、供給元を決定することができます。

ヒント

ユーザパラメータ EFB (購買担当者の機能権限) を使用すると、特定のユーザに対して、マニュアルでの供給元割当を禁止することができます。

供給元決定および関連トランザクション/アプリ

供給元決定は、購買依頼の登録時または MRP 実行時に行われるか、あるいはマニュアルで実行されます。このコースの後半では、供給元決定のロジックが、購買依頼の MRP 実行を選択するのか、またはマニュアル登録/処理を選択するのかに応じて異なることを学習します。

以下の表に、供給元決定を実行できるトランザクション (バックエンドシステム) またはアプリ (SAP Fiori ラウンチパッド) を示します。

供給元決定および関連トランザクション/アプリ

機能トランザクションまたはアプリ
MRP 実行

MD01MD01NMD02MD03

品目充足管理MRP 実行スケジュール

購買依頼の登録

ME51N

購買依頼登録 - 拡張購買依頼管理 - プロフェッショナル

購買依頼への供給元割当

ME56

購買依頼への供給元の割当

購買依頼の割当と処理

ME57

購買依頼の割当と処理購買依頼の処理

購買発注の登録 (仕入先が不明である場合)

ME25

購買発注登録 - 供給元決定あり

計画手配から購買依頼への変換

MD14MD15

計画手配変換 - -> 購買依頼

供給元一覧機能

この図は、供給元一覧の例を示しています。

供給元一覧は、適切な供給元が複数ある場合に供給元決定を制御するために使用できます。また、他の目的に使用することもできます。

供給元一覧は、特定のプラント内の品目で使用できる供給元の一覧です。期間に応じて、個々の供給元一覧レコードに以下の目的を持つ属性を割り当てることができます。

  • 供給元を固定供給元として定義する

  • 供給元をブロックする

  • 供給元を MRP 関連として定義する

  • 供給量割当の使用時に供給元決定を補完する

供給元一覧レコードのデータ

各供給元一覧レコードは以下のデータで構成されます。

  • 有効期間:

    供給元一覧で定義された設定が有効である期間です。この有効期間に対してチェックされる参照日付は、以下のように異なります。

    • マニュアル供給元決定では、期間は常に購買依頼の納入日付を指します。
    • 資材所要量計画 (MRP) を使用した供給元決定では、期間は常に所要日付を指します。

      注記

      発注点方式に従って計画される品目の場合、所要日付は現在の日付になります。
  • 主要供給元データ:

    仕入先コードや責任購買組織番号などです。品目の供給元を表す購買契約 (分納契約や基本契約など) の明細も含まれます。

  • 供給プラント:

    品目が別のプラントから調達される場合は、プラント番号を PPl (供給プラント) 項目に入力し、仕入先コードや購買契約明細は入力しません。プラントは、明細タイプが U (在庫転送) である購買依頼明細の供給元としてのみ設定されます。計画実行で登録された購買依頼の場合、品目には品目マスタレコードの MRP データ内の対応する特殊調達タイプが必要です。

  • 固定供給元:

    供給元を供給元決定の固定供給元として定義する場合は、固定チェックボックスを選択します。この固定供給元は、MRP 実行を除き、常に使用されます。購買情報や購買契約明細などの同じタイプの供給元は、一度に 1 つのみを固定供給元としてマークすることができます。購買情報と購買契約明細の両方を固定供給元としてマークした場合は、購買契約明細が優先されます。

  • ブロック供給元:

    Blk (ブロック供給元) チェックボックスを使用すると、供給元をブロックすることができます。供給元をブロックした場合、供給元決定で購買情報や購買契約明細を使用したり、購買発注または購買依頼の登録時にその供給元を指定したりすることはできません。

    ヒント

    Blk チェックボックスを選択し、仕入先を入力しないで有効期間のみを入力した場合、品目は外部調達から除外されます。つまり、その品目は、指定した有効期間内に当該プラントで発注したり、依頼したりすることができません。
  • MRP 区分:

    MRP (MRP で使用) 項目を使用すると、MRP 実行時に供給元を考慮するかどうかを制御することができます。考慮する場合は、区分を 1 に設定します。その供給元が分納契約明細である場合は、区分を 2 に設定することで、納入日程行 (分納契約) を直接生成することもできます。供給元一覧を供給量割当で使用する場合は、複数の供給元一覧登録を MRP 関連としてマークすることができます。

    注記

    供給元一覧を使用しないときに、1 つの品目に複数の供給元がある場合は、レッスン "供給元決定の追加の側面の識別" で学習する特定のロジックに従って、MRP で適切な供給元を決定することができます。供給元一覧および MRP 区分を使用すると、このロジックを変更することができます。

    注意

    供給元一覧では、購買契約の数量が使い果たされているかどうかはチェックされません。このチェックを有効にするには、供給元一覧とともに供給量割当を登録し、そこで購買契約の目標数量を最大数量として定義します。

SAP Fiori ラウンチパッドの供給元一覧

SAP Fiori ラウンチパッドで供給元一覧を更新する場合は、供給元管理タイルグループにある供給元一覧管理アプリを使用します。これらの機能は、GUI トランザクション ME01 とほぼ同じです。有効期間のみ、初期値として自動的に設定されません。

必要な供給元一覧

この図は、品目に対して必須の供給元一覧の概要を示しています。

供給元一覧に該当する供給元が入力されていない品目が仕入先に対して発注または依頼されるのを防ぐ場合は、その品目を品目マスタレコードに供給元一覧必須の対象としてプラントレベルで定義します。

供給元一覧必須機能は、供給元に発注する前にまずその供給元を承認する必要がある場合 (品質検査を行う場合など) に特に有用です。承認された仕入先は、供給元として供給元一覧に入力して使用することができます。

購買依頼または購買発注の登録時に供給元一覧にない供給元を使用しようとすると、エラーメッセージが表示されます。

ヒント

仕入先ではなく品目の製造業者が重要である場合は、認定済製造者製品機能を使用することができます。

プラントレベルで必要な供給元一覧

この図は、プラントレベルで必須の供給元一覧の概要を示しています。特定のプラントのすべての品目が供給元一覧必須の対象となるようにカスタマイジングで指定することもできます。

特定のプラントのすべての品目が供給元一覧必須の対象となるようにカスタマイジングで指定することもできます。プラントに対して供給元一覧必須が存在する場合は、発注前にそのプラントの品目ごとに有効な供給元一覧エントリを入力する必要があります。供給元一覧分析では、特定の期間を対象にしてプラントの品目の供給元一覧レコードが登録されているかどうかを調べることができます。供給元一覧必須が設定されているプラントの場合は、供給元一覧レコードがない品目を確認し、供給元一覧レコードを直ちに呼び出して更新することができます。

注記

供給元一覧必須を使用したり、供給元一覧の供給元をブロックしたりしても、該当する供給元に対して入庫転記によって購買発注が自動生成されるのを防止することはできません。

供給元一覧必須をプラントレベルで定義するには、在庫/購買管理のカスタマイジングで、購買管理供給元一覧定義: プラントレベルの供給元一覧必須を選択します。

供給元一覧を分析するには、SAP Fiori ラウンチパッドで供給元一覧分析アプリを開始します。または、SAP Easy Access 画面の SAP GUI で、ロジスティクス在庫/購買管理購買管理マスタデータ供給元一覧後続機能分析 (ME06) を選択します。

供給元決定を使用した購買依頼の登録 - 利用可能な供給元一覧がない場合

供給元決定を使用した購買依頼の登録 - 供給元一覧を利用できる場合