供給元および条件

価格決定の基本の分析

Objective

After completing this lesson, you will be able to 条件および価格決定表の使用

価格決定

条件

条件とは、基準額、値引、追加料金、運送費などに関する仕入先との間の合意事項を指します。これらの条件は、見積、購買情報、購買契約、および購買発注 (PO) に保存することができます。

仕入先レベルで一般条件を更新することもできます。その後、これらの条件を適用して、購買伝票の価格が設定されます。追加の条件は、購買伝票自体にマニュアルで入力することができます。

条件 - 仕入先および請求元

サプライヤの一般条件を登録するには、SAP Fiori ラウンチパッドでサプライヤの条件更新アプリを使用します。または、SAP GUI の SAP Easy Access 画面で、ロジスティクス在庫/購買管理購買管理マスタデータ条件値引/追加料金仕入先別 (MEKE) を選択します。

請求元の一般条件を登録するには、SAP Fiori ラウンチパッドで請求元の条件更新アプリを使用します。または、SAP GUI の SAP Easy Access 画面で、ロジスティクス在庫/購買管理購買管理マスタデータ条件値引/追加料金請求元別 (MEKJ) を選択します。

特定の期間に有効な条件と、明確な有効期間を指定できない条件があります。期間の指定ができない条件の場合、その条件の有効性は購買伝票の有効性と一致します。

条件タイプごとに条件レコードにスケールを保存することができます。

ヒント

購買情報で個別の支払条件を更新することはできませんが、現金割引対象外区分を使用すると、購買発注の品目に対して現金割引が提案されないようにすることができます。

条件の期間依存

以下の点に注意してください。

  • 購買発注の条件は、常に期間非依存です。

  • 購買情報および購買契約の条件は常に時間依存です。
  • 購買分納契約および見積 (SAP ERP) の場合、伝票タイプによって、期間依存条件または期間非依存条件を登録できるかどうかが決定されます。分納契約および見積で期間依存条件を有効化するには、在庫/購買管理のカスタマイジングで購買管理見積依頼/見積または分納契約定義: 伝票タイプを選択して、対応する区分を設定します。

期間依存条件では、有効期間とスケールを定義することができます。また、価格範囲 (上限/下限) も指定することができます。PO でこれらの条件が適用されているときに、その後その購買発注でその条件が変更されて価格範囲の上限または下限を超えた場合、エラーメッセージが出力されます。

ヒント

期間依存条件はコピーすることができません。

価格決定表

価格決定表

価格決定表は、購買価格を決定するルールのセットです。

標準の価格決定表では、購買価格の各要素 (総額、正味価格、有効価格など) が以下のように定義されます。

  • 総額: その他の条件 (値引、追加料金や、配送費用など) に関係ない価格 (仕入先の正味価格)

  • 正味価格: 総額を参照して、値引および追加料金を含めるが、配送費用を除外した価格

  • 有効価格: その他引当金、配送費用、および非控除税額を算入し、現金割引を算入しない正味価格

価格決定表では、価格を決定する条件タイプがグループ化されます。価格決定表によって、価格決定において条件タイプが適用される順序も決定されます。

条件タイプとは条件の使用法を制御するキーのことで、カスタマイジングで定義されます。たとえば、標準システムの場合、条件タイプ PB00 は数量に依存する総額を表します。

条件タイプの管理設定

その他の重要な条件タイプの制御設定は以下のとおりです。

  • グループ条件:

    この区分は、たとえば、スケールが明細単位ではなく購買伝票のすべての明細に設定されることを示します。標準総額条件タイプ PB00 では、この区分が設定されます。

  • ヘッダ条件/明細条件:

    ヘッダ条件は、伝票ヘッダに入力され、あらゆる伝票明細に適用されます。明細条件は伝票明細に入力され、その明細にのみ適用されます。条件タイプは、ヘッダ条件または明細条件のいずれにも設定することができます。

  • 条件クラス:

    条件タイプは、たとえば価格 (追加料金または値引) として定義することができます。

  • 計算規則:

    これにより、条件タイプが固定金額であるかどうかや、購買発注数量や購買発注金額に依存するかどうかが決まります。

  • +/- 符号:

    これにより、条件タイプが追加料金として計算されるか、値引として計算されるかが決まります。

条件タイプは、スケールの基準を定義するためにも使用されます。スケールは、数量、重量、容積などに関連して使用することができます。

価格決定表では、以下の内容も定義されます。

  • 条件タイプごとに算出される小計
  • 該当の伝票または購買情報で使用できる条件タイプ
  • 正味価格の計算における各条件タイプの適用順序
  • 仕入先への出力に表示される条件タイプ

ヒント

価格決定表は、個別購買組織または仕入先、あるいはその両方に対応したものなど、さまざまなものを定義することができます。標準システムには、購買伝票での価格決定に使用するものとして、価格決定表 RM0000 が付属しています。仕入先に使用する決定表を定義するには、ビジネスパートナの購買組織データにおける決定表グループサプライヤ項目を使用します。

条件タイプを定義するには、在庫/購買管理のカスタマイジングで購買管理条件定義: 価格決定プロセス定義: 条件タイプを選択します。

価格決定表を定義するには、在庫/購買管理のカスタマイジングで、購買管理条件定義: 価格決定プロセス設定:価格決定表 - 購買管理を選択します。

条件タイプおよび価格決定表の検証