SAP HANA データベースの制御を最大化するために、インポート/エクスポート操作、特定のデータベースのバックアップ登録/管理機能など、テナントデータベースで特定の機能を無効化することができます。特定の環境では不要な機能や望ましくない機能があるため、この領域には、ファイルシステムやネットワークへの直接アクセスなどの機能を無効化するオプションが別途用意されています。もう 1 つの利点は、影響を受けるパラメータの構文を把握する必要がないことです。

システムデータベースの Database Management アプリケーションで Restricted Features ボタンを使用すると、Blocklisted & Restricted ページが開きます。テナントデータベースを選択した後、右側のチェックボックスを使用して、特定の機能を有効化または無効化することができます。
注記
テナントデータベースで機能を無効化するには、INIFILE ADMIN システム権限が必要です。
以下の例は、制限付き機能一覧を使用する 2 つの異なるシナリオを示しています。
例 1: 制限付き機能インポート
この例では、各テナントデータベースのすべてのインポート操作が無効化されます。その結果、Database Explorer から出力されるエラーメッセージがシステムビュー M_CUSTOMIZABLE_FUNCTIONALITIES を指します。このビューには、無効化可能な機能とそのステータスに関する情報が表示されます。このビューは、各データベースの SYS スキーマ (データベース固有の情報を含む) とシステムデータベースの SYS_DATABASES スキーマ (すべてのデータベースにおける機能有効化に関する情報を含む) の両方に存在します。
例 2: 制限付き機能 BACKUP - IGNORE_PATH_RESTRICT
この制限付き機能は、バックアップ登録などのバックアップ操作の使用時に個別のファイルパスを指定するオプションを無効化するために使用されます。ただし、標準パラメータ basepath_backup に従って、それぞれの値は固定されていますが、Subpath で拡張することができます。
注記
制限付き機能の中には、SAP HANA コックピットのユーザインタフェースエレメントを個別に強制的に無効化するものがあります。たとえば、バックアップ機能が無効化されている場合、影響を受けるデータベースのバックアップ領域にアクセスすると、Create Backup ボタンと Backup Schedules ボタンが自動的に消えます。
詳細については、SAP HANA セキュリティガイドのテナントデータベースの制限付き機能 (Restricted Features in Tenant Databases) を参照してください。



