SAP HANA システムの管理、監視、および更新には、Web ベースの管理ツールである SAP HANA コックピットを使用します。
SAP HANA コックピットには、SAP HANA データベースの管理および監視、および SAP HANA データベースエクスプローラによる開発機能のためのツールが用意されています。それぞれがバージョン SAP HANA 1.0 SPS 12 以降を実行している複数のデータベースを管理することができます。SAP HANA 2.0 SPS 01 以降のバージョンを実行しているデータベースはマルチコンテナモードで実行されますが、SAP HANA 1.0 SPS 12 バージョンを実行している単一コンテナシステムを監視することもできます。

注記
SAP HANA コックピットは、以下の 2 つの部分で構成されます。
SAP HANA Cockpit Manager
SAP HANA コックピット
SAP HANA Cockpit Manager
SAP HANA Cockpit Manager では、データベースを登録し、他のコックピットユーザが SAP HANA コックピット内でアクセスできるデータベースのグループを登録することができます。データベースは、コックピット管理者 (cockpit_admin) ユーザを使用して管理されます。このユーザは SAP HANA コックピットのインストール時に登録され、インストール時に指定されたマスタパスワードが割り当てられます。
注記

データベースは、ホスト、インスタンス番号、およびテナント名によって識別される、SAP HANA システムのシステムデータベースまたはテナントです。ビジネスユニットが新しい SAP HANA システムを設定し、それをコックピットで管理するとします。最初のステップでは、コックピットでデータベース (つまり、その SAP HANA システムのシステムデータベースおよびテナント) を登録します。
SAP HANA コックピット
SAP HANA コックピットには、SAP HANA データベースの管理および監視、および SAP HANA データベースエクスプローラによる開発機能のためのツールが用意されています。SAP HANA データベース管理者は SAP HANA コックピットを使用して、サービスの開始と停止、システムの監視、システム設定、ユーザと権限の管理を行うことができます。
注記

コックピットを初めて起動すると、システムおよびテナントデータベースが表示されます必要に応じて、ドリルダウンして、個別のシステムまたはテナントで詳細な監視を実行することができます。この個別データベースのアラートおよびその他のデータを表示するには、対応するデータベースへの認証情報が必要です。
SAP HANA データベースエクスプローラ
SAP HANA データベースエクスプローラは、コックピットに統合されています。これにより、SQL を使用してデータベースに関する情報のクエリを行うことができます。また、データベースのカタログオブジェクトに関する情報を照会して、データベース診断ファイルを調べることもできます。
SAP HANA コックピット URL を取得するステップ
アップグレード後、以下のコマンドを使用して新しい URL を取得することができます。
ssh を使用して、<sid>adm として SAP HANA コックピットサーバに接続します。
コマンド xs login を使用して XS アドバンストにログオンします。
ユーザ名: cockpit_admin
パスワード: <installation master password>
コマンド xs apps | grep web-app を使用して、XS アドバンストアプリケーションを一覧表示します。
SAP HANA Cockpit Manager が cockpit-admin-web-app として一覧表示されます。
SAP HANA コックピットは cockpit-web-app として一覧表示されます。
コマンド xs logout を使用して XS アドバンストからログオフします。