ビジネスシナリオ
会社は、すべての SAP Business Suite および SAP BW システムを SAP HANA データベースに移行することを決定しました。SAP HANA データベースシステムをデプロイする (つまり、SAP HANA アプライアンスとしてデプロイする、または SAP HANA 調整済データセンタ統合 (TDI) アプローチに従ってデプロイする) のに最適な方法を調査する必要があります。
SAP HANA データベースのサイジングは、主にメインメモリサイズを中心に展開されます。データセットベースをメモリに保持するために必要なメモリは、ソースデータベースのサイズから決定されます。
SAP HANA では、メモリに格納されたデータが圧縮されます。圧縮率は使用されるシナリオによって異なるため、必要なメモリ量を見積もることはできません。メモリサイジングは、常に Quick Sizer for SAP HANA、または SAP HANA サイジングレポートおよび SAP ノートを使用して実行する必要があります。
ヒント
SAP HANA 圧縮の動作については、SAP ノート 2112604: FAQ - SAP HANA 圧縮 (FAQ - SAP HANA Compression) を参照してください。

このメモリ値に基づいて、ハードウェア設定を選択することができます。SAP HANA データベースシステムは、SAP HANA 調整済データセンタ統合 (TDI) または SAP HANA アプライアンス設定としてデプロイできます。どちらの場合も、認定ハードウェアのカタログから適切なハードウェアを選択することができます。
注記
以下の情報は、SAP HANA データベースサーバのサイジングにのみ関連します。シナリオに応じて、SAP ABAP アプリケーションサーバなどの他のコンポーネントのサイジングを個別に考慮する必要があります。

SAP HANA データベースのサイジングを行う場合のサイジングアプローチは、カスタマが使用する導入シナリオに依存します。可能なサイジングアプローチは以下のとおりです。
- SAP アプリケーションおよび SAP HANA を初めて使用するカスタマは、Quick Sizer を使用して SAP HANA システムに必要なメモリのサイズを決定することができます。この方法は、グリーンフィールド導入を実行する既存の SAP カスタマも使用できます。
- SAP HANA 上で実行するために既存の SAP NetWeaver ベースシステムの移行を望まれるカスタマは、必要なメモリを計算するサイジングレポートを実行できます。非 SAP NetWeaver ベースシステムの場合は、SAP ノート 1514966 に記載されているサイジング方法を使用します。
- 大規模または複雑なシステムでは、SAP サイジングエキスパートによるサイジングが必要です。
以下のシナリオでは、SAP エキスパートのサイジングが必要です。
- 複数の ERP ソースシステムを SAP HANA 上の 1 つの ERP システムに統合する。
- ERP 機能をソースシステムから分離して SAP HANA システム上の ERP に移行する。
- 大容量のレガシーシステムを SAP HANA に移行する。










