このレッスンでは、SAP SuccessFactors のピックリストについて説明します。このレッスンでは、ピックリストの追加、編集、エクスポート、およびインポートの方法について説明します。
ピックリストセンターでのピックリストの管理
Objective
レッスンの概要
SAP SuccessFactors でのピックリストの管理

ピックリストは、ユーザーが選択できるオプションの設定可能なセットです。通常は、ドロップダウンメニューやスマート検索一覧に含まれています。ユーザーがフォームに入力できる値を制限し、無効な値が入力されないようにするため、システムで使用されるピックリストを定義できます。また、ピックリストには、子ピックリストのオプションが親ピックリストのオプションに関連付けられる "親子" 関係を設定できます。これは "ピックリストのカスケード" とも呼ばれます。
たとえば、国の選択が必要な場所では、その国の州または都道府県も選択する必要がある場合があります。すべての国に含まれる選択可能なすべての州および都道府県の巨大なリストを使用する代わりに、選択された国に応じて州ピックリストのオプションが変化するようにします。これにより、ユーザーは選択した国の州または都道府県のみを選択できるようになります。この処理を実行するには、"親" として国ピックリスト、"子" として対応するそれぞれの州または都道府県ピックリストを設定します。
管理者は、ピックリストセンターを使用してピックリストを管理できます。そのためには、ピックリスト管理およびピックリストマッピング設定権限が必要です。
ピックリスト、ピックリストバージョン、ピックリスト値は削除することができません。ピックリスト、ピックリストバージョン、ピックリスト値は、無効化のみが可能です。また、ピックリストはインポートとエクスポートも可能です。

ピックリストフィールドとピックリスト値フィールドの説明
ピックリストフィールド
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| コード | ピックリストを識別するために使用される一意のビジネスキーです(従来のピックリストに精通している場合、これはピックリスト ID と同等です。) |
| 親ピックリスト | ピックリストには、親ピックリストがある場合があります。たとえば、特定の国の選択時に特定の州のみを選択できる場合は、国ピックリストが州ピックリストの親ピックリストです。従来のピックリストが MDF ピックリストに移行されると、既存の MDF ピックリスト値に対して optionId が生成されます。移行された従来のピックリストオプションでは、既存の optionId がマッピングテーブルに保存されます。 |
| 表示順 | ピックリストドロップダウンにおけるピックリスト値の一覧表示順序です。アルファベット順や数字順などがあります。 |
| 名前 | ピックリストの一意の名前です。たとえば、住所タイプ (自宅、郵送、勤務先、請求など) のピックリストの名前は "住所タイプ" にできます。 |
| ステータス | ピックリストの有効/無効 (使用できるかどうか) を指定します。 |
| 有効開始日 | 開始日が異なる別々のピックリスト値のセットが存在する可能性があります。 例: 場所ピックリストに New York という新規値を追加しますが、この場所については 2017 年 1 月 1 日以降にこのピックリストを利用できるようにする必要があります。有効開始日として 01/01/2017 を入力すると、この新規値を含むピックリストは 2017 年 1 月 1 日以降に利用可能になります。 メモ: この段階では、Employee Central UI で MDF ピックリストの有効日設定が考慮されません。 |
| 従来のピックリスト ID | MDF への移行後に、従来のピックリスト ID をピックリストセンターから編集できます。 外部コードと従来のピックリスト ID の組合せがソースとターゲットのインスタンスで一致しない場合、ピックリストのインスタンス同期が許可されなくなります。これらの組合せが一致するよう、従来のピックリスト ID を編集できます。従来のピックリスト ID は、すべてのピックリストを通じて一意にする必要があります。 |
ピックリスト値フィールド
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| 外部コード | MDF 外部コード。ピックリスト値を識別するために使用される一意のビジネスキーです (例: state_Alabama)。 |
| 非固有外部コード | 従来の外部コード。MDF 外部コードとは異なり、空白にすることや重複が許可されます。 |
| 親ピックリストの値 | たとえば、外部コードが state_Alabama である場合、親ピックリストの値は United States になります。値が state_Alberta である場合、親ピックリストの値は Canada になります。 |
| ラベル | たとえば、外部コードが state_Alabama である場合、ラベルは Alabama になります。 |
MDF ピックリストのインポートおよびエクスポート
ピックリストのインポートとエクスポートには、データのインポートとエクスポートツールを使用します。

ピックリストのインポート
ピックリストは、エクスポートと同様の方法でインポートすることもできます。エクスポート済のピックリストの変更が完了したら、そのピックリストをインポートできます。インポートジョブがトリガされます。このジョブのステータスは、アクション検索 → スケジュール済ジョブマネージャーから追跡することができます。
ピックリストのエクスポート
ピックリストをエクスポートすることで、既存の設定を使用し、ピックリストをインスタンス間で移行できます。エクスポートジョブがトリガされます。このジョブのステータスは、アクション検索 → スケジュール済ジョブマネージャーから追跡することができます。このジョブのステータスが完了の場合、ピックリストパッケージをダウンロードステータスリンクからダウンロードできます。
注記
値の有効開始日の選択によっては、ピックリスト値のエクスポート結果がピックリストセンターに表示される値と異なる可能性があります。エクスポートには、存在するすべての有効日のすべてのレコードが常に表示されます。
ピックリストの添付
ビジネス例
個人プロファイルの地域フィールドにピックリストを添付することを決定しました。ピックリストセンターでピックリストを新規作成します。
ステップ
ピックリストを作成
アクション検索を使用して、ピックリストセンターに移動します。
+ アイコンを選択して、新しいピックリストを作成します。
この表を使用してデータを入力します。
コード 地域 名前 地域 ステータス 有効 有効開始日 1900 年 1 月 1 日 保存を選択します。
ピックリストの値を作成します。
毎回、+ アイコンを選択してピックリストの値を追加し、以下の地域を追加します。
- アフリカ (外部コード: AF)
- アジア (外部コード: AS)
- ヨーロッパ (外部コード: EU)
- 中東 (外部コード: ME)
- 北米 (外部コード: NA)
- 南米 (外部コード: SA)
注記
この演習問題では、XML データモデルの設定を使用して、このピックリストを個人プロファイルに実装します。
レッスンのまとめ
- ピックリストセンターを使用して、ピックリストの管理 (ピックリストの追加、編集、インポート、エクスポート、無効化など) を行います。
- コード、名前、ステータス、有効開始日などのフィールドを含むピックリスト構造について理解します。
- ピックリストのエクスポートおよびインポートアクションについて説明してください。