計画範囲の時系列データの性質が不明な場合は、事前定義されたルールに基づいて選択した入力キー数値の値が分析されるようにシステムを設定し、特定されたプロパティをバックグラウンドで保存することができます。このプロセスは、時系列分析と呼ばれます。

このプロセスは、以下のステップで構成されます。
- 管理者または設定エキスパートは、予測自動化プロファイル管理アプリで分析のルールを設定します。
- ビジネスユーザとして、時系列分析オプションを選択するアプリケーションジョブアプリで予測自動化ジョブをスケジュールおよび実行します。
- オプションで、実行した予測自動化ジョブの結果をチェックすることができます。これを行うには、需要予測自動化プロファイル管理アプリで対応する需要予測自動化プロファイルを選択または開き、分析結果表示を選択します。
新しい画面が開き、以下の情報が表示されます。
選択した計算レベルで時系列が分析された計画オブジェクト。
各計画オブジェクトに対して特定された時系列プロパティの概要。
分析時にチェックされた各プロパティに関する詳細。
注記
テーブルをフィルタリングおよびパーソナライズして、自分に関連する結果のみを表示することができます。多数の計画オブジェクトを使用しており、それらの計画オブジェクト間でさまざまな時系列プロパティの分布をチェックする場合は、テーブルビューから円チャートに切り替えることができます。円グラフでセグメントを選択すると、そのセグメントが表すプロパティに関する情報、およびそのプロパティがあると識別された計画オブジェクトの数と割合が表示されます。
必要に応じて、円グラフに表示されるプロパティをフィルタすることができます。たとえば、下降傾向および加法季節性の分布のみが表示されるように設定することができます。
保存のために属性またはキー数値を選択しなかった場合でも、結果が表示されます。これにより、需要予測自動化プロファイルの効率を評価し、次回の実行前にそのプロファイルの一部のパラメータを変更することで、より正確な結果を得ることができます。
- 分析結果の利用
時系列プロパティは、以下の 1 つまたは複数のアプリケーションで活用されます。
需要予測モデル管理アプリでは、最適需要予測選択方法を使用して複数の需要予測が使用されるように設定した後、時系列プロパティ考慮オプションを選択することができます。これを行うと、選択した計画オブジェクトの最新の予測自動化ジョブによって特定された時系列プロパティがチェックされ、適切な予測の計算が想定されていないアルゴリズムをフィルタ処理するために使用されます。
さらに、時系列プロパティが考慮されるように異常値修正前処理アルゴリズムを設定することができます。これを行うと、このアルゴリズムでは、平均または中央値とは大きく変化しないものの、データの季節性または傾向パターンとは異なる異常値を検出することができます。
ABC/XYZ セグメンテーションルール管理アプリでは、XYZ セグメンテーション時に結果が自動的に考慮されます。
SAP IBP, add-in for Microsoft Excel では、プロパティを属性に保存し、その他の結果をキー数値に保存した場合、計画ビューを制限およびフィルタリングするために使用することができます。
注記
時系列プロパティの保存に使用される属性の値は変更できますが、これらのマニュアル変更は自動需要予測プロセスに影響しません。
需要予測モデル割当アプリでは、利用可能な計画オブジェクトのセットをフィルタリングして、最も適した需要予測モデルを特定することができます。

